Satsuki Harmony

生まれたままの完璧な子供に還る。

生まれたままの完璧な子供に還る。

終わりはゼロであり全て。
そして始まり。

『私はこの旅で、

これまでの大変だった人生を

終えるつもりでいます。

行き当たりバッタリの旅なんて、

これが初めてで、最後になります。

最終地点の前に、ここに寄りました。』

 

東京から、

ヴォイスヒーリングを

受けに来られたご婦人は、

涙を浮かべながら語ってくれました。

私は、ご婦人の肩に手を置いて、

 

いいえ。

ここはゼロに還るところです。

ゼロは何も無ければ、全てです。

そして、

また次の循環の始まりです。

ここで終わらせ、

また新しい舞台が始まるんです。

最終地点に決めていたところは、

新たな第一歩ですよ。』

 

その言葉を聞いて、

ご婦人の

これまでの長い人生に堪えていた何かが、

安堵の表情と涙とともに、

どっと溢れ出したようでした。

 

ご婦人がオハナモアナに来る二日前に、

突然ご予約の電話があり、

初めてお会いして、

数時間も経たないうちに、

お互いに魂の奥深いところが温かくなり、

私たちは、

「再会」したのだと強く感じました。

 

 

 

こんなに歌えるなんて。

彼女は、

ここずっと、「声」のことが気になって、

ヴォイスヒーリングを探していたとのこと。

それとは別に熊本に

最終地点と決めている場所に行く途中で、

「糸島へ寄りたい。」と、調べていたら、

ある方の紹介で、オハナモアナと、

ヴォイスヒーリングがあることを知り、

「もうこんなチャンスは無いから。」と、

まる二日間の集中リトリートを受けられました。

 

始めのカウンセリングでは、

「今は、とっても楽しくて自分を生きている。

だから、悩みはありません。

ただ声を出してみたかっただけ。

以前に扁桃腺を切って、

昔のような声が出なくなったから。」と。

 

私も、お会いした時から、

ご婦人の可愛らしく朗らかで

温かい笑顔と雰囲気と

語り手のような深い優しい声に、

もうすでに

「声」のお仕事をされている方か、

アーティストの方かと感じていました。

なので、

「私に何ができるのか。」と、

思考ではそう思っていました。

 

しかし、ご婦人が、

ヴォイスヒーリングを受けられると、

彼女自身も驚くほど、

涙がこぼれ出てきて、

これまでにない感覚になり、

なんだか声も出てきて、

歌もメロディーだけでなく、

言葉まで溢れて来たそうです。

 

その姿は、

舞台歌手のようで、

手や身体を動かしながら踊るように、

胸が熱くなるような声で

歌われました。

 

私は、彼女が、

「魂の深いところに閉まっていた何か」

思い出していると感じました。

 

ナビゲートをしている私でさえ、

夢か幻を見ているように、

そのご婦人の声と歌う姿が、

神々しく、

身体が熱くなるのを感じました。

 

 

やっと私に還って来れた。

「ずっと探していたんです。

それが何か分からなかった。

でも、

私は本当の私を探していたんです。

自然なままに生きたい。

自然に還りたい。

そして、やっと、ここに来て、

その自分に還って来れたこと、を

感じます。」

 

そして、

オハナモアナで出している、

糸島の天然水をガブガブ飲まれる。

 

『なんでこんなに

お水が飲みたくなるのかしら?

身体が温泉に入って、

湯あたりしているみたいに熱いわ。

ぐるぐる身体中で

エネルギーが駆け巡ってる。』

 

それに、

『なんだか胸がいっぱいで、

 お腹が減らない。

プラーナを食べているみたい。』

 

 

学ぶより、
一度体験すれば
自然に分かる。

「都会に住んでいる方ほど、

そういう反応をされます。

身体が浄化され、

本来の五感を取り戻そうと

しているんですね。」

 

私が、このオハナモアナを主宰する

一番の理由は、

『五感を取り戻して、

自然に還る』ため。

 

都会の環境のために、

どうしても鈍らせる

必要があった感覚を

ここでは開放してほしいから。

 

 

人は、本来の感覚を知らないだけ。

本当に身体も心も喜ぶこと、

楽しいこと、

美味しいものを体験すれば、

やはりそこに戻ろうとするから。

 

 

そう信じていたことを、

世代を越えた方にも、

感じて頂けたことが、

本当に励みになりました。

 

 

これまでの意味も
ここに来た理由も
分かりました。

私のヴォイスヒーリングは、

カウンセリングをしながら、

相手をヒーリングし、

本来の魂の声に気づき、

確認できるように促します。

話しているだけで、浄化され、癒され、

覚醒していきます。

 

それを、私が行わなくても、

ご自分の力で、さらに増幅し、

保持していくために、

セルフヒーリングを

学んでもらっています。

 

 

私は、ご婦人が、どんどん

「少女のように無邪気に

天真爛漫な表情に」

なっていかれるのが、

本当に嬉しく感動しました。

 

さらに!

 

『歌はただの伝達手段でも、

表現手段でもなく、

初めに、

自分の本質(内なる宇宙)に

チューニングするためのものである。』

それをレクチャーするため歌い始めると、

 

ご婦人が、わあっと泣き出されて、

さつきさんの歌声を聴いていると、

ああ〜なんで涙が溢れて来るんだろう。

 

これまで起こった出来事の全ての意味も、

ここに来た理由も分かった気がします。

言葉にはならないけど、

魂が喜んでいます。

 

本当にここが終わりで、

始まりなんですね。

 

本当に大変だった。苦しかった。

もう前に戻りたくない。』と。

 

私からは、こう言葉が出ました。

『大丈夫ですよ。

本当に大変でしたね。

苦しかったですよね。

何で苦しいことばかり起こるのか、

何でこんな目にばかり遭うのか、

ただ一生懸命生きているだけなのに、

そんな事ばかりだったかもしれません。

でも、

人よりもうんと踏ん張って、

ちゃんと生き続けて、

自分の意志で、

答えを出して、

自分の力で、

自分の足で、

ここに来ました。

 

人には簡単に思えるような事でも、

これまでのAさんでは考えれなかった。

 

ひとつずつ向き合って、

でも満たされない何かを求めて、

Aさんの中にすでに在った魂の力が、

「本来の自分に還ること」を

ちゃんと自分で決めて、

恐れを振り払って

自分で選択して、行動したからです。

 

そんな素晴らしい自分を

どうぞ愛してください。』

 

『これは、

私が言っているんじゃないんです。

Aさんの心が、

Aさん自身に伝えたがっています。』

 

そう言葉を伝えきると、

オハナモアナの大きな窓から、

なんとも美しい夕焼けの光が差し込み、

Aさんの涙と笑顔をキラキラと

映し出していました。

 

少女のように無邪気に天真爛漫でいい。

『夕焼け見に行きましょうか?』

 

『嬉しい〜〜。こんな夕焼けの海辺を

素足で歩くなんて、

何十年ぶりかしら。』と、

 

満面の笑みを浮かべるAさんと、

オハナモアナの前の砂浜を歩く。

その日の夕焼けがあまりにも荘厳で美しく、

肌に触れる潮風と

素足に触れる波があまりにも心地よく、

水着を着ていないことを後悔しながら、

「泳ぎたかったですね。」と私。

 

Aさんに、

「う〜〜ん。。。。。。

私、泳ぐ!!!

さつきさんも服のまま泳ごう!!」

 

家の前の海辺なのに、

あれこれ考えて、ためらう私を

まるで幼い少女のように無邪気に、

服のまま泳ぐことを誘われる。

 

なんだか、ずっと年下の

私よりも若々しく、ピュアに

還っていくAさんの姿に

たまらなく嬉しくなりました。

 

もう日も落ちて、

星と月が瞬き始めていた

薄明かりだったので、

思い切って、

ワンピースの下に着ていた

Tシャツと短パンになり、

海に飛び込む。

 

服の間から肌に柔らかく温かく入り込む海水が、

また何とも心地よく、

夢中になって泳いだり、浮かんだり。

 

Aさん「ああ〜こんな夕焼けと

星空の下で泳ぐなんて初めて。

もう無いかもしれないわ〜。」

 

私「私も、ずっと月明かりと、

星空の下で泳ぎたいと思っていました。

でも、一人ではなかなか出来なかった。

やろうと思えば、いつでもできるのに、

お金もかからないのに、

なんでしなかったんでしょうね。

こんなに身近に非日常も

ファンタジーのような世界も

簡単に体験できるのに。

だから今日は最幸です。

Aさんのおかげです。

 

そして、まだ数日前まで知らなかったのに、

親子ほど年の離れた関係なのに、

今こうして、

お互いに子供みたいに

はしゃいでいること。

本当に不思議だけど、嬉しいですね。」

 

 

Aさん

「私は、このことを一生忘れないわ。

本当にありがとう。

サツキさんと出会えて、

ここに来れて、本当に良かった。」と。

 

 

一年前の私は、

何の未来も見えず、自信もなく

人生に起こる出来事に

打ちひしがれていました。

 

こんな日を

想像にもしていなかった自分を

思い出しました。

 

だから余計に、

ご婦人とのことが

私にとっても、

本当に忘れられない出会いと

思い出になりました。

あまりにも感動的で

夢を見ているようでした。

 

 

大人になっても少女の夢は続いていく。

時計の針が

終わりを告げたとしても

あなたの夢は続いていく。

1,2,3,,,

ワン・ツー・スリー

どんなときも

顔を上げて 踊り明かそう

ひらひらと舞ってる天使のように

輝く貴方はとても綺麗

(レフア「星の舞台」歌詞より) 

 

☆   ☆    ☆   ☆    ☆   ☆    ☆   ☆    

 

私のところに来る方たちは、

一見、

「何で来る必要があるのか?」と思うほど、

美しく可愛いらしい。

 

でも、きっとこれまでの出来事が、

彼女たちに、

鏡を見ることを

止めさせたのかもしれません。

 

私は、

『 皆さんの鏡です。

貴女はそのままで

美しく 純粋で

可愛らしくも

芯の強さのある凛とした

女性であること。

を映し返し、

思い出してもらう鏡。』

 

少女の頃は、

ちゃんと自分の内に

愛があること、

宇宙があること

なんでもできたこと

何でも創りだせたこと、

空を飛べたこと

天使のように歌い踊れたこと

龍と遊べたこと

覚えていた。

 

その感覚を

閉ざさなければならなかったことが

まるで大好きなぬいぐるみの友達を

取り上げられたように

とっても切なくて、

悲しくて、寂しかったのだなと。

 

心から再会したかったのも

心から戻りたかった場所も

「あの頃の貴女自身」

なのだと思います。

 

忘れてしまった感覚を思い出すのは、

大人になってからは恐い。

 

無邪気な子供のままでは、

この世界を生きれないと

思っているから。

 

でも大丈夫です。

私がナビゲートします。

そして、

貴女が

どれだけ宙を自由に飛んでも、

還って来れるように

しっかり大地に繋げておきます。

 

貴女の空へ思いっきり舞い踊る

そんな瞬間に

これからも立ち合えますように。

 

ヴォイスヒーリング詳細はこちら。

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