歌いきる。
伝えきる。
生ききる。
宮崎駿監督作品
『風立ちぬ』
その冒頭のシーンで
出てくるセリフ。
Le vent se leve,
il faut tenter de vivre
『風が立つ。
生きようと
試みなければならない』
＊
イタリアからの帰国後、
無性に『風立ちぬ』が見たくなり
色々あって我慢していましたが
色々ことが起こり
ついに朝まで見てしまいました。
開始５分で
理由なく涙が溢れてきた。
そして、
やはり『ただただ美しい』と。
凛とした静寂の中に
淡々とした『セリフ』
一つ一つが突き刺さる。
普通や当然のようでいて
現代においては
「特別で夢のような幻想」
となりゆく
こんなにも
「自然で美しい対話の光景」は
憧れでしかない。
本当に
必要な言葉は
シンプルで
多くない。
『ありがとう。』
『ごめんなさい。』
『ゆるしてください。』
『愛しています。』
言葉の奥にある感情
『嬉しい』
『好き』
『悲しい』
『淋しい』
会話の内にある願望
『会いたい』
『一緒にいたい』
『聞いてほしい』
『見てほしい』
『喜んでほしい』
『助けてほしい』
世の中には、多くの言葉が
それらを複雑に束ねた説明や
会話があるけど
本当に必要で伝えるべきことで、
でも足りていない言葉や対話は、
とてもとても
シンプルで
とてもとても
自然でささいなこと
多くないし
多くなくていい。
それなのに、
こんなにも当然でシンプルな
『本音』をストレートに言える人が
現代日本では、
少ないということ。
価値とも能力とも意味とも
思われていないといこと。
もし、多くの人が
『本音で対話し合うこと』が
できていたら
こんなにも日々
残念なニュースは溢れておらず
政治・経済・教育・戦争・環境・生命
の問題で騒ぎ合っていない。
その根本原因解決は、
政治とか教育とか以前の問題だと思う。
この生で残すもの
残さないもの
どんなに言葉並べて伝えても
『本心』は伝わらず
どんなに言葉巧みに伝えられても
『本音』は確認できず
昨日まで聞こえてた『声』が
突然聞けなくなる。
さっきまで訊けていたことが
二度と訊けなくなる。
あの時まで、伝えられたことが
もう伝えられない。
あの時なら、話せたことが、、、
あの日、話せていたら、、、
人が、いや、少なくとも私が
これまでの後悔や苦しさから学び
心に刻んでいることは
想いや過去は消せなくても
『伝えられなかった
後悔を残さない』
『聞けなかった
後悔を残さない』
いつも
自分も相手も
いつ
どうなってもいいように
『本音を伝える』
ということだ。
「肚の声」ともいう『本音』は
『魂の声』そのもので
それは『愛』だから。
『真実を語るとき
声に「響き」と「力」が宿り
心も身体も自然と正に整い
そして、
声と心と肉体と魂が調和される。』
『魂の声』が響くとき
そこに『生きる力』が生まれる。
だから
この地球に
「生」があるうちに
『大切な人に
恐れや不信なく本音を
正直に素直に伝えること。』
まずは自分から。
そうして
誰かの心に『愛』を響かせ
『生きる力』を残し
『かけがえのない人からも
本音を訊くこと』が叶うなら
それがこの世を去るときに
「財産」「功績」「名誉」を
残せなくとも
『後悔を残さない人生』になると。
ヴォイスハーモニーは
私にとっての
平和活動。
「歌を歌う楽しさ」の前に
「自分が自分であることの楽しさ」を
伝えること。
『声は心そのもの
魂の声そのもの』だから。
♫ ♫ ♫ ♫ ♫
私がヴォイスヒーリングを
伝える理由
「自分の声の力と輝き」を
知ってもらいたい理由は
こういう想いもあって
私にとって
私がまずできる『平和活動』の
一つだとも思っています。
『あなたの大切な想いが
あなたの
かけがえのない人たちに伝わり
この世界が愛に溢れ
調和されることを祈って』
『心と魂をつなぎ
自分と人
人と人を結び
世界を調和していく歌の力』
SATSUKI
VOICE HARMONY
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※ 写真は「似てるな」と思い。
パロディでも特別な意図でもありません。
