Satsuki Harmony

2751kmの旅の先~もう既に元のところにあった。

2751kmの旅の先~もう既に元のところにあった。

新しい風を求めて古巣へ。

去年の3月21日の春分を
東京で過ごしてから

一カ月が1年

一年が12年に感じるほど

大きな出来事が立て続けに様々に起こり

心も身体も意識も

環境も立場も激変した。

 

 

さらにこの1、2か月が

濃く深く加速し、

昨日の事どころか

一日に、たくさんのドラマがあり

さっきのことさえ覚えていられない。

「昨日まで年末だったような。。」

そんな自分を落ち着けたくて、

これからのことを整理したくて、

 

かつ

 

“現在地”を知りたくて

 

そして、

“新鮮な息吹”を感じたくて

 

友人のオーガナイズするイベントを

見るのをきっかけに東京と神奈川へ。

 

 

行くこと決めた途端に

 

また加速するストーリー展開。

入ってくるチャンス。。

 

てんてこ舞い

どったばったと

 

眠る時間ないまま出発の朝に。。

動いて分かる現在地と方向性。

糸島~東京~鎌倉~辻堂

辻堂~箱根~仙石原

仙石原~九頭龍神社~江の島

江の島~新横浜

八王子~吉祥寺

吉祥寺~王子~赤羽

吉祥寺~高円寺~新横浜~横浜

横浜~糸島

トータルで約2750kmの移動距離。

日本最南端~最北端の横断距離。

飛行距離を外しても。

一週間で約500km。

一日平均70kmほど。

 

移動時間も相当。

身体はへとへとだった。

どんどん浮腫んで重くなる体。

しかも

ギターとスーツケースを抱えて。

 

それでも

会いたい人に会いに行く。

見たいところを見に行く。

知りたいことを確かめに行く。

去年動けなくなった反動かもしれないけど、

「自分で自分を満たす。」ことを赦したから、

無鉄砲に興味あるままに動く。

直感の当り外れを知る。

 

いや、直感に外れはないけど
身体が疲れると思考が口出す。

 

でも、「全てデータ収集。」

 

“どんな研究にも、

何百回の実験結果が必要なように

 

ただただデータを取るため

動いた。。

 

「自分の直感に対しての実験結果」

 

結局は

「自分で確かめるまでは

気になり続ける。」し、

「体験するまでは

同じ興味や出来事が起こり続ける。」

 

だから、

「やらないと分からない。」し
『やってみるしかない。』

 

「不安に対しても恐れは、

確かめるまで

消えることなく。

 

万全の準備なんか

いつまでたっても整わない。」

 

だって、

心境も状況も
刻一刻と変化し続けているから。

 

どれだけ準備していても
予定変更やハプニングはつきもので

 

そのときに
どういう対応ができるかも
経験しながら知っていくもの。

「私の世界のすべては、
 私の心の投影だから。」

 

 

 

アイディアは移動距離に比例する。

風力発電のように

動くとエネルギーが発生して
どんどん増していくように

そして、ふと空を飛んだり、

電車にただ揺られたり、

疲れて思考が停止したときに、

一気に脳が整理され、

インスピレーションが湧いてくる。

答えが合わさる。。

パズルのピースが繋がっていく。。

過去はすべて幻想だった。。

実は少し残念な気持ちになった。

過去に最高だった場所でも

今はもう違うんだなと。

そして、

過去の自分が

いかに自分を制限した中で

世間体や常識に捕らわれた中で

“現実と思わされた幻想”の中で

メガネをかけて世界を見て

仮面をつけて

人に見られようとしていたんだな、と

強く気づき感じてしまった。。

過去を美しいままにしていたかったけど

それはそれで
次に行けない言い訳にしていたのかもしれない。

どこにいっても見ても聞いてもリアルを感じない

物足りない
つまらない。。

音・会話・声・味・店・光景と。。

この中で自分はよく生きていたなと思うし、
よくそこから出られたなと思う。。

あのときの望みや憧れは
不思議なほど、今はなんの興味もない。。

それらが幻想で
自分が魂から求めているものではないから。

 

本気が試される。

「本当に自分がしたいこと。」

「正直な気持ち」「本音」

「(予定がくるっても)

 (ハプニングが起こってもなお)

 残る想い。意志。動機。」

 

“遠慮”を捨てる

“未知に対する恐れ”を捨てる

その代わり“心の舵”は

決して捨てず

軸は決して相手に渡さず

 

それを鍛える旅だった。

すべては元のところにあった。

福岡空港に戻り、糸島へ向かうほどに

あれほど重かった身体が

すうっと軽くなっていき

頭がすっきりしていき

視界が晴れていくのを感じた。。

感じる空気の優しさや

目に映る人の元気さ。

子供たちの無邪気な笑顔。


そして、

家に着いた瞬間に聞こえてくる潮騒。

「“静けさ”が聞こえてくる。」


糸島の豊かな自然のなかで

豊かな時間と空間のなかで

どれほど恵まれた

私にとって“純度の高い”暮らしであるかを

なんだか言葉にできないけど

「すごく分かった。」

腑に落ちた感覚。。

すべては今ここに、もうすでにあった。。

でも、ここに辿り着くまで

本当に長くで大変な道のりだったな。。

辿り着いた感激をゆっくりと

かみしめることないままでいたけど

「よく頑張ったな。。。私。。」
「ありがとう。。みんな。。」

この日本南北横断分の距離を旅して、

自分の心が望んだ環境

創りあげた暮らしという表現を

ようやく味わう。。

わざわざ

近くの海外旅行に行けそうなほど

時間とお金と労力を使って

滑稽な話かもしれないど

「今いる場所が最高に恵まれていて
  最幸な自分でいられていること。」

を知った、、、、、、、

大切な実験と検証結果の旅でした。。

 

もう次の舞台に立っている。


そして、ご縁あって、
初めて高円寺にて
ヴォイスパフォーマーの
吉武悠貴さんの声LIVEでの
オープニングアクト。。

人はステージの上だけに
光があると思うのだろうけど

ステージを見つめているけど

ステージから見ると客席が舞台で

一人ひとりの光が

星のように輝いて見える瞬間がある。。

「今はまだ見えなくても

 出番(とき)が来て、踊り出す星たちよ ♪」

気づいてなかっただけで

もう新しい次のステージが始まっていて

もう物語はすでに始まっていることを

強く感じました。

さあ 思いっきり歌おう。。。

 

 

 

 

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